月給3万円アップより副業で3万円稼ぐ方が現実的な理由|2児のパパが数字で比較

「給料を月3万円上げてほしい」

口で言うのは簡単ですが、実際にやろうとするとどれだけ大変か、会社員なら身に染みてわかると思います。

一方、「副業で月3万円稼ぐ」というのは、どれくらい現実的でしょうか。

この記事では、月給3万円アップと副業で月3万円稼ぐことを、難易度・手取り・時間の3つの軸で比較します。2児のパパとしてUber Eats配達員を副業にしている実体験も交えて、正直に解説します。

この記事はあくまで一般的な傾向を解説するものです。会社の状況・個人の状況によって大きく異なります。


① まず現実を確認:月給3万円アップはどれくらい難しいか

💡 このセクションのポイント
日本の会社員の平均的な昇給額は月6,000円台。月3万円アップは平均の約5倍。

厚生労働省が毎年行っている調査(「賃金引上げ等の実態に関する調査」)によると、2023年の会社員1人あたりの平均的な月給の引き上げ額は約6,395円でした。

参考:厚生労働省「令和5年賃金引上げ等の実態に関する調査」https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/jittai/23/index.html

つまり「月給3万円アップ」は、平均的な昇給額の約5倍に相当します。

月給3万円アップを実現するために、一般的に必要なこと

評価制度で「優秀」「昇格」と認められる必要がある

昇給のタイミングは年1回が大半で、査定期間が半年〜1年ある

会社の業績・給与テーブルに左右され、個人の努力だけでは限界がある

交渉型の会社でも、昇給の根拠を作るために数ヶ月〜数年単位の実績が必要

もちろん、実力次第で一気に昇給できる職場もあります。ただ多くの会社員にとって、「月3万円アップ」は1〜3年以上かかる話である場合がほとんどです。


② 昇給交渉で消えていく「見えないコスト」

💡 このセクションのポイント
昇給を目指す過程には、数字に見えないコスト(時間・ストレス・機会損失)がある。

昇給交渉には、お金には換算しにくいコストがかかります。

😓 時間のコスト

評価期間中のアピール・資料作成・面談準備などに多くの時間を使います。子育て中で時間が限られている状況では、このコストが特に重く感じます。

😓 精神的なコスト

「評価してもらえるかどうか」という不確実性の中で数ヶ月過ごすストレスがあります。また昇給が見送られたときのモチベーション低下も無視できません。

😓 機会損失

昇給交渉に力を入れている時間を、副業の稼働に使えば、すでに数万円の収入になっていたかもしれません。

これらは「目に見えないコスト」ですが、実際の生活や家族との時間に大きく影響します。


③ 月給3万円アップで手取りはいくら増える?

💡 このセクションのポイント
月給3万円アップしても、実際に手元に増えるのは約2.2〜2.3万円。

仮に月給3万円アップが実現したとして、手取りはどれくらい増えるでしょうか。

月給が3万円上がると、所得税・住民税・社会保険料がすべて増加します。これらを差し引くと、実際に手元に増えるのは概算で約2.2〜2.3万円になります。

月給アップ額引かれるもの実際に増える手取り(概算)
+3万円所得税・住民税・社会保険料約2.2〜2.3万円

※年収500万円前後・東京都在住・40歳未満・扶養なしの標準的な会社員の概算。条件によって変わります。

つまり月給3万円アップが実現しても、毎月の手取り増加は3万円ではなく約2.2〜2.3万円です。

👉 なぜ手取りが思ったより増えないのかの詳しい仕組み:年収100万円アップより副業100万円の方が手取りが増える理由


④ 副業で月3万円稼ぐのはどれくらい現実的か

💡 このセクションのポイント
Uber Eatsで月3万円は、週2〜3回・1回2時間程度の稼働で現実的に達成できるライン。

Uber Eats配達員として副業で月3万円を稼ぐのは、どれくらいの稼働が必要でしょうか。

私の実体験をもとにすると、1時間あたりの収入は稼働エリアや時間帯にもよりますが、平均して約1,200〜1,500円程度です。

目標収入必要な稼働時間(月)週あたりに換算すると
月3万円約20〜25時間週5〜6時間程度
(週2〜3回、1回約2時間)

週2〜3回、子どもが寝た後や休日の午前中に2時間ずつ稼働する、というイメージです。子育て中のパパでも、パートナーと協力できれば十分確保できる時間です。

しかも重要なのが、「始めてから最初の月から」収入が発生する点です。昇給のように「査定期間が終わるまで待つ」必要がなく、登録して稼働した翌週には収入が振り込まれます。

👉 実際の収入データの詳細:Uber Eats配達員は本当に稼げる?リアルな収入公開

👉 子育て中の稼働スタイル:フードデリバリー副業は子育て中でもできる?


⑤ 副業3万円の手取りは給与3万円アップと同じくらい

💡 このセクションのポイント
副業3万円の手取りは約2.1〜2.3万円で、月給3万円アップの手取りとほぼ同じ水準。

「でも副業の収入にも税金がかかるんでしょ?」という疑問はもっともです。副業収入(雑所得)にも所得税と住民税はかかります。

ただし、副業収入には社会保険料がかかりません。これが重要なポイントです。

収入の種類引かれるもの手取り(概算)
月給+3万円(給与アップ)所得税・住民税・社会保険料約2.2〜2.3万円
副業+3万円(雑所得)所得税・住民税のみ約2.1〜2.3万円

※年収500万円前後の会社員の概算。副業収入に対する所得税率・住民税率は給与所得との合算額によって変わります。正確な金額は税理士にご相談ください。

手取りの金額はほぼ同水準です。つまり、月給3万円アップと副業月3万円は、手取りへの効果がほぼ同じということになります。

さらに副業は経費も使えます。配達に使った装備品やスマホ代の一部を経費として差し引けば、副業の手取りはさらに給与アップを上回ることも十分あります。

👉 経費の詳細:Uber Eats配達員の経費一覧【完全版】


⑥ 3つの軸で並べて比較する

ここまでの話を3つの軸でまとめます。

比較軸💼 月給3万円アップ🚲 副業で月3万円
難易度高い。会社の評価・制度・業績に左右される。平均昇給額は月6,000円台。現実的。週5〜6時間の稼働で達成できるライン。始めた月から収入が出る。
手取りへの効果約2.2〜2.3万円の手取り増(税・社会保険料の増加分が引かれる)約2.1〜2.3万円の手取り増(社会保険料は増えない。経費も使える)
収入が出るまでの時間査定・交渉・反映まで最短でも半年〜1年以上かかるケースが多い登録後、稼働した翌週から収入が入る(即金性が高い)
自分でコントロールできるか△ 会社・上司・業績次第で結果が変わる○ 自分の稼働時間を増減することで収入をコントロールできる
リスク結果が出なかった場合、時間とエネルギーがムダになる可能性がある体力的な負担・天候リスク・収入の不安定さがある

⑦ 「副業の方が簡単」とは言い切れない部分も正直に

💡 このセクションのポイント
副業にも体力的な大変さ・収入の不安定さがある。「楽」とは言い切れない。

ここまで副業の優位性を中心に書いてきましたが、正直に言うと副業が「楽」かというと、そうでもありません。

Uber Eats配達員として働くのは、天候・体力・子どもの体調に左右されます。雨の日は稼働したくなくても、稼ごうと思えばするしかありません。子どもが夜泣きで眠れなかった翌朝の配達はきつい。本業が残業続きの週は稼働がゼロになることもあります。

また、副業収入は「安定しない」という点も正直に伝えます。昇給は一度実現すれば毎月確実に入ってきますが、副業は稼働しなければゼロです。

「月3万円を副業で稼ぐ」ことは現実的ですが、毎月安定して3万円を稼ぎ続けるには、ある程度の継続力と体力管理が必要です。

👉 体力面のリアルな話:副業でUber Eats配達員は体力的にキツい?

👉 続けるためのコツ:Uber Eats配達で健康を保つコツ|疲労・冷え・腰痛対策まとめ


⑧ 2児のパパが副業を選んだ理由

私が昇給交渉より副業を選んだのは、シンプルに「今すぐ動けるから」でした。

2人の子どもの保育料・食費・習い事の費用…子育て中は出費が増える一方です。「昇給を待つ」という選択肢は、家計の現実には合いませんでした。

副業なら、登録して翌週から収入が入ります。月2〜3万円でも、保育料の一部になる。外食費が出せる。子どもへのプレゼントが買える。その積み重ねが、副業を続けるモチベーションになっています。

昇給を諦めたわけではありませんが、「今の家計を改善するために今すぐ動ける手段」として、副業は非常に合理的な選択だったと感じています。

👉 副業を始めた経緯の詳細:子育てパパが副業で感じたリアルなメリット・デメリット

👉 会社員が副業を選ぶべき理由:会社員がUber Eats配達員を副業として選ぶのはアリ?


⑨ まとめ

この記事の3行まとめ

① 月給3万円アップは平均昇給額の約5倍。実現するまでに1年以上かかることが多い。

② 副業で月3万円は、週5〜6時間の稼働で現実的に達成でき、始めた翌週から収入になる。

③ 手取りへの効果はほぼ同水準。副業には体力的な負担もあるが、「今すぐ動ける」即効性が最大の強み。

「月給アップか、副業か」は二択ではなく、どちらも並行して取り組むことができます。ただ「今すぐ家計を改善したい」という状況なら、副業からスタートする方が現実的な選択肢だと、自分の経験からは感じています。

👉 Uber Eatsを始める手順:Uber Eats配達員の登録方法と始め方

👉 始める前に知るべきこと:副業としてUber Eats配達員になる前に知るべき10の真実

👉 手取りが増える仕組みの詳細:年収100万円アップより副業100万円の方が手取りが増える理由

👉 Uber Eats副業の全体像:Uber Eats副業完全ガイド|2児のパパの実体験まとめ

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