「ECサイトを立ち上げたい」と思って調べていると、
成功事例や売上◯◯万円といった情報はたくさん出てきます。
でも正直、
実際にやってみて“何が一番大変なのか” は、
あまり書かれていないと感じました。
僕自身、副業で個人ECサイトを立ち上げましたが、
想像していたよりもずっと大変で、
何度も「これは続けられるのか?」と悩みました。
- 何を売るか決めるだけで時間がかかる
- サイトを作ったのに全然売れない
- 集客が思うようにいかない
- 努力がすぐ結果に出ない
こうした悩みは、
実際にやってみないと分からないことばかりです。
この記事では、
個人でECサイトを立ち上げて本当に大変だったことを7つ、
良いことも悪いことも正直に書いていきます。
これからECサイトを始めようとしている方、
すでに始めたけれど心が折れかけている方にとって、
「自分だけじゃない」と思える内容になれば嬉しいです。
①何を売るか決めるのが一番大変だった
ECサイトを立ち上げるうえで、
最初にして最大の壁だったのが 「何を売るか」 を決めることでした。
正直、最初は
サイトを作る方も大変なのですが、
実際は どういった商品を売っていくかを決めるのが一番しんどい です。
「売りたいもの」と「売れるもの」は違う
最初は、
- 自分が好きなもの
- 興味があるジャンル
- なんとなく需要がありそうなもの
このあたりを基準に考えていました。
でも調べていくうちに、
- 競合が多すぎる
- 価格競争が激しい
- 個人では太刀打ちできない
といった現実にぶつかります。
「これならいけそう」と思った分野の商品でも、
一歩踏み込んで調べると、
簡単には参入できない市場 ばかりでした。
商品が決まらないと、何も前に進まない
何を売るかが決まらないと、
- サイト構成が決まらない
- デザインも決められない
- 記事も書けない
と、すべてが止まります。
頭では分かっているのに、
「本当にこれでいいのか?」と迷い続けて、
時間だけが過ぎていきました。
今振り返ると、
この期間が一番精神的にきつかった です。
逆に決断できなくなっていました。
実際に決めたきっかけ
最終的に商品を決められたのは、
「戦略設計」に筋を立てたからです。
- 商品のジャンルを検索したときに「Amazon」、「楽天」が真っ先にでて他のECサイトは下にいる
- そのジャンルの商品を買う層が一定数いる
- 少しニッチな分野である
この3つだけに絞りました。
結果的に、
あとから修正や改善は何度もしていますが、
まず始めなければ何も分からなかった と感じています。
迷っているなら、動いた方が早い
「何を売るか」で悩んでいる時間は、
誰にとっても避けられません。
ただ、
完璧な正解を探し続けるよりも、
一度決めて動いた方が学びは圧倒的に多い です。
上記の3点を満たせていればSEO的に商機があると思います。
もし今、同じところで悩んでいるなら、
それはごく普通のことなので、
安心して次の一歩を踏み出してほしいと思います。
②ECサイトを作るだけで満足してしまった
何を売るかを決めて、
ようやくECサイトを作り始めたとき、
正直かなりワクワクしていました。
- デザインを考える
- ロゴを入れる
- 商品を並べる
ここまで来ると、
「もう半分くらい成功したんじゃないか」
という気分になります。
でも今振り返ると、
ここで一度、完全に勘違いしていました。
サイト完成=スタートラインだった
当時の自分は、
ECサイトを公開すれば、少しずつ売れ始める
と、どこかで思っていました。
でも現実は、
公開しても何も起きません。
- アクセスはほぼゼロ
- 注文も当然ゼロ
- 問い合わせすら来ない
静かすぎて、
「ちゃんと公開できているのか?」
と不安になるほどでした。
作ること自体が目的になっていた
振り返ると、
- サイトを作る
- 公開する
この「作業」がゴールになっていて、
売るために何をするか まで考えられていませんでした。
サイトを作ること自体は楽しいですし、
達成感もあります。
でも、
ECサイトは 作って終わりではなく、作ってからが本番 です。
「誰にも知られていない」という現実
一番ショックだったのは、
「このサイトの存在を誰も知らない」
という当たり前の事実でした。
検索にも表示されない
SNSでも発信していない
広告も出していない
この状態では、
売れるわけがありません。
今思えば当然ですが、
当時はその現実を
あまり理解できていませんでした。
満足感が一気に不安に変わる
サイト完成直後の高揚感は、
数日で不安に変わりました。
- この先、何をすればいいのか分からない
- 本当に続けられるのか不安
- 時間とお金を無駄にしたかもしれない
ECサイト運営は、
ここから一気に「孤独な作業」になります。
この段階で辞めてしまう人が多い理由
今なら分かりますが、
このタイミングで辞めてしまう人は多い と思います。
- 成果が出ない
- 正解が見えない
- モチベーションが続かない
でも実際は、
ここから少しずつ
「売るための動き」を積み重ねていくしかありません。
サイト完成は「準備が終わっただけ」
ECサイトが完成した瞬間は、
スタートラインに立っただけ。
そこから、
- 商品ページ改善
- 集客
- 分析と修正
地味な作業が続きます。
当時はきつかったですが、
この現実を早く受け入れられたことが、
結果的にはよかったと感じています。
③商品ページ作成が想像以上に大変だった
ECサイトを作る段階では、
正直「商品ページなんて、説明文を書くだけでしょ」と思っていました。
でも実際に取りかかってみると、
商品ページ作成は想像以上に時間も労力もかかる作業 でした。
書くことが思いつかない
いざ商品ページを書こうとすると、
- 何から書けばいいのか分からない
- どこまで詳しく書くべきか迷う
- 他サイトと同じ内容になってしまう
と、手が止まります。
特に個人ECの場合、
メーカーサイトの情報を
そのまま写すわけにもいかず、
自分の言葉で説明する必要 があります。
これが思った以上に難しかったです。
写真の重要性を甘く見ていた
文章以上に悩んだのが 商品写真 でした。
- どんな角度で撮るか
- 何枚用意すればいいか
- 実物の雰囲気が伝わるか
写真ひとつで、
商品の印象は大きく変わります。
「とりあえず撮った写真」では、
まったく反応がありませんでした。
お客さん目線が分からない
商品ページを作っていると、
どうしても 作り手目線 になります。
- これは当たり前だろう
- ここは説明しなくても伝わる
そう思って省いた部分こそ、
実はお客さんが知りたい情報だったりします。
- サイズ感
- 使用シーン
- 注意点
こうした基本情報を
後から何度も追加しました。
修正してもすぐ結果が出ない
「ここを直せば良くなるはず」と思っても、
すぐに売上や反応に繋がるわけではありません。
- 文章を直す
- 写真を差し替える
- レイアウトを変える
この地味な改善を繰り返しても、
しばらくは変化が見えず、
正直心が折れそうになります。
商品ページは“完成しない”
続けていくうちに気づいたのは、
商品ページに完成はない ということです。
- もっと分かりやすくできる
- まだ改善できる余地がある
常に「途中段階」で、
少しずつ育てていくものだと分かりました。
最初から完璧を目指すと、
前に進めなくなります。
まずは出して、反応を見ながら直す
今思えば、
- 最初は70点でも出す
- 反応を見て改善する
この考え方が一番現実的でした。
商品ページ作成は大変ですが、
やればやるほど改善点が見えてくる作業 でもあります。
④ECサイトは本当に集客が来ない
商品ページを作り、
「これで少しは見てもらえるだろう」と思った頃、
次に直面したのが 集客の厳しさ でした。
正直、
想像していたよりもはるかに人が来ません。
アクセス数が増えない現実
サイト公開後しばらくは、
- 1日のアクセスが数件
- ひどい日はゼロ
- 注文は当然入らない
という状態が続きました。
管理画面を何度見ても数字は変わらず、
「本当に誰か見ているのか?」
と不安になる日もありました。
良い商品=売れる、ではない
ここで痛感したのが、
良い商品を用意すれば売れる
という考えが
完全に幻想だった ということです。
どれだけ時間をかけて商品ページを作っても、
そもそも見られなければ意味がありません。
ECサイト運営で一番難しいのは、
「売ること」ではなく
「知ってもらうこと」 だと感じました。
集客方法が分からない
初心者の頃は、
- SEO?
- SNS?
- 広告?
何から手を付ければいいのか分からず、
調べては迷い、
なかなか行動に移せませんでした。
やみくもに動くと、
時間やお金を無駄にしそうで、
一歩が重くなります。
すぐに結果が出ないのがつらい
集客で一番つらかったのは、
やってもすぐ結果が出ない ことです。
- 記事を書いても検索に出ない
- SNSに投稿しても反応がない
- 広告を少し出しても売れない
努力と成果が結びつかない期間が続くと、
「このまま続けて意味があるのか」
と考えてしまいます。
集客は地味な作業の積み重ね
続けていくうちに分かったのは、
集客は 一発逆転ではなく積み重ね だということ。
- 少しずつ記事を増やす
- 商品ページを改善する
- 数字を見て修正する
派手さはありませんが、
この地味な作業を続けるしかありません。
「来ないのが普通」からスタートする
今思えば、
最初から
ECサイトは簡単には人が来ない
と分かっていれば、
もう少し気持ちが楽だったと思います。
集客が来ないのは失敗ではなく、
ほぼ全員が通るスタート地点 です。
⑤SEOはすぐに結果が出ない
集客について調べていく中で、
多くの人がたどり着くのが SEO だと思います。
- 広告費がかからない
- 長期的に集客できる
- 個人でも戦える
そう聞くと、
「これだ」と思って取り組みたくなります。
でも実際にやってみると、
SEOは想像以上に結果が出るまで時間がかかります。
記事を書いても反応がない
最初の頃は、
- 記事を公開してもアクセスが増えない
- 検索結果にも表示されない
- 本当に意味があるのか分からない
こんな状態が続きました。
「ちゃんと書いているのに…」
という気持ちが強くなり、
やる気が落ちることもありました。
正解が見えないのがつらい
SEOがきつい理由は、
何が正解か分からない ところにあります。
- この記事で合っているのか
- キーワードの選び方は正しいのか
- そもそも需要があるのか
答え合わせができないまま、
淡々と作業を続ける必要があります。
これは、
精神的にかなり消耗します。
数ヶ月は「何も起きない」のが普通
後から知りましたが、
SEOは 数週間〜数ヶ月は反応がないのが普通 です。
特に新しいECサイトの場合、
- ドメインが弱い
- 信頼がない
- 記事数も少ない
この状態では、
すぐに検索上位に出ることはありません。
この現実を知らずに始めると、
途中で心が折れやすくなります。
それでも続けた理由
それでもSEOを続けたのは、
一度仕組みができれば積み上がる と思ったからです。
- 1記事1記事は小さくても
- 積み重なると資産になる
すぐ結果は出なくても、
「無駄にはならない」と信じて、
地道に続けました。
小さな変化が見えたときの安心感
ある時から、
- 少しずつ検索に表示される
- アクセスが微増する
- 商品ページが見られる
といった変化が出てきました。
爆発的ではありませんが、
「ちゃんと前に進んでいる」
と感じられた瞬間でした。
SEOは短距離走ではない
SEOは、
短距離走ではなく長距離走 です。
- すぐ結果を求めすぎない
- 比較しすぎない
- 淡々と続ける
この考え方が持てるかどうかで、
続けられるかが大きく変わります。
⑥広告は簡単にお金が溶ける
ECサイトを立ち上げたら、「とりあえず広告を出せば売れるだろう」と考えていました。
Google広告やSNS広告は数クリックで始められ、設定自体もそこまで難しくありません。
しかし、実際にやってみると 驚くほどあっという間にお金が減っていきます。
クリックはされるのに、
・商品は買われない
・カートにも入らない
・滞在時間も短い
という状態が続き、「何が悪いのか分からないまま広告費だけが消えていく」という感覚を何度も味わいました。
特に最初は、
- ターゲット設定が甘い
- キーワード選定が適当
- 商品ページの完成度が低い
- CV(購入)までの導線が弱い
といった問題が重なりがちです。
その結果、「広告=集客できる魔法」ではなく、準備不足のまま使うと一瞬でお金が溶けるものだと痛感しました。
また、少額でテストしているつもりでも、
1日数千円 × 数週間 = 数万円
と積み上がると、精神的なダメージも意外と大きいです。
広告は決して悪い手段ではありませんが、
- 商品ページがある程度完成しているか
- どんな人に、何を伝えたいのか明確か
- 「売れた/売れない」を判断できる指標を持っているか
こうした準備がない状態で始めると、成果が出る前に心が折れやすいと感じました。
EC初心者ほど、「広告は最後のブースト手段」くらいの気持ちで向き合う方が、結果的に遠回りしないのかもしれません。
⑦ 続けるモチベーション維持が一番難しい
ECサイト運営で一番大変だったことは何かと聞かれたら、
正直に言って 「続けること」 だと思います。
立ち上げ当初はやる気に満ちていて、
・商品ページを作る
・記事を書く
・SNSを更新する
・データをチェックする
と、多少大変でも前向きに取り組めていました。
しかし現実は、
すぐに売上が立つわけでもなく、アクセスも伸びない日が続く ことがほとんどです。
「これ、本当に意味あるのかな…」
「他の人はもっと簡単に売れているんじゃないか」
そんな気持ちが何度も頭をよぎりました。
特に辛いのは、
- 頑張って作った商品ページが全く見られない
- 記事を書いても検索順位が上がらない
- 売上ゼロの日が続く
といった “成果が見えない期間” です。
この期間をどう乗り越えるかが、ECサイト運営の分かれ道だと感じました。
モチベーションを保つために大切だと感じたのは、
- 小さな変化や数字を見る(アクセス1増えただけでもOK)
- 完璧を目指さず「今日はこれだけやった」と区切る
- 他人と比較しすぎない
- 「なぜこのECサイトを始めたのか」を定期的に思い出す
といった 気持ちのコントロール でした。
ECサイトは短距離走ではなく、完全に長距離走です。
才能やテクニック以前に、続けられた人が結果的に残る世界 だと、今では強く感じています。
だからこそ、「モチベーションが下がるのは当たり前」と割り切りながら、
少しずつでも手を動かし続けることが、何より大事なのだと思います。
まとめ|ECサイト立ち上げは大変。でも個人でも乗り越えられる
個人でECサイトを立ち上げてみて感じたのは、
「想像以上に大変だが、事前に知っていれば防げる失敗も多い」 ということです。
今回紹介した、
- ECサイト設計の難しさ
- 商品ページ作成の大変さ
- 集客が全く来ない現実
- SEOはすぐに結果が出ないこと
- 広告費が簡単に消える怖さ
- そして、続けるモチベーション維持の難しさ
これらは、多くの個人ECサイト運営者が必ず通る道 だと思います。
特に初心者のうちは、「ECサイトを作れば自然と売れる」と思いがちですが、
実際には 作ってからが本当のスタート です。
アクセスを集めるためのSEO対策、
売れるための商品ページ改善、
数字を見ながらの試行錯誤――
どれも一朝一夕では成果が出ません。
それでも、
小さく始めて、改善を続けた人だけが少しずつ前に進める のが個人ECサイトの世界です。
これからECサイトを立ち上げようとしている方や、
すでに運営していて「思ったよりうまくいかない…」と感じている方にとって、
この記事が 「自分だけじゃないんだ」と思えるきっかけ になれば嬉しいです。
遠回りに見えても、続けた経験は必ず次に活きます。
焦らず、比べすぎず、一歩ずつ積み重ねていきましょう。
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